えすわいのボックス

中になにかガラクタを入れたり入れなかったり

WATER&WINDフェス使用デッキ<MD>

 遊戯王マスターデュエルの2024年8月イベント「WATER&WIND」をずっと遊んでいたので、備忘録として使ったデッキを残します。カジュアルイベントをやり続けてくれ。しぐれは持っていなかったので、1枚も入っていません。

環境

 水属性と風属性だけしか使えない。手札誘発もドロバ、しぐれ、泡影くらい。一方で、バロネスやウーサなどの汎用が規制されており、魔法罠無効がクリスタルクリアウィング、ドラガイト、アルゴノート、神宣とかくらいしかなく、捲り札が通りやすい。普段の環境テーマもいないので、先攻後攻お互いにめちゃくちゃなことができる。

 レンタルもあり、ランセア棒立ちでも強い氷結界が人気。他レンタルにもあるSRやゴーティス、テーマ内規制があるふわんやマリンセス、最近ちょっと強化パーツが来ていたシャークやマジェスペクター、後手ワンキルを狙うLLなども見る。後記憶にあるのは、バジェ、六花、妖仙獣、リチュア、氷水、御巫、海など。

アルクティ

 真っ先に使いたくて使ったデッキ。手札の最上級をリリースして自身を特殊召喚することで展開していく意味不明なテーマ。エースがEXを封殺するので、回ったら強い。ラディエーションのドローで積極的に上振れを狙う。すごく回ると、

ポーラスター付与セプテントリオン×2+エジルギュミル+ウォルフライエ+フィールド魔法+手札にレベル8ベアルクティ

とかいう盤面ができたりする。最強のスターセプテンもサンボルにはかなわないため、エジルギュミルは積極的に出したい。

 ネプトアビスを持っていないのもあり毒針のニードルを採用。無効効果を持っているため、禁じられた聖杯的運用も可能。よって、展開札兼まくり札としてカウント。たつのこをつくると、手札の余ったレベル7とでレベル10シンクロを出力できるので、選択肢として気に入っている。

 先攻で展開できないのが一番しょうもないので、展開札を最大限採用。ミクビリスとミクタナスは、他に入れるものがないので最大枚数。タイダルは持ってない。後攻は知らない。リリースできるガメシエルがお気持ち程度。一応ベアルクティ達を誘発として使うことを視野に入れているので、泡影、拮抗などは入れていない。そんなもの入れていると事故る。普段のベアルクティはうららG召喚でバロネスをつくるが、しぐれを出しても承影ではまくり札を防げない。負けるものは負ける。

マジェスペクター

 オルトに対する泡影、しぐれや拮抗勝負などで簡単に終わるのが目に見えるため、最初は使用にあまり乗り気ではなかった。イーグルブースター採用をどこかで見かけたためそれで頑張ることにした。

 VVを採用することで、展開しながら泡影、拮抗、ライストをケアすることにした。後手まくりにも使えるのでVVはペンデュラム汎用。相手にも除去が使われるが、マジェ耐性があれば効かない。テーマフィールドでリリースして展開を伸ばすより、こっちを構える方が多分勝てると思う。残っていてもほとんど問題ない。リリーボレアで装備した六花の出力を許してしまったことがある(1敗)。

 マジェ関連は、初動最大限。後は1枚ずつ使う分だけ。魔法罠ゾーンは、Pゾーン2つとウィンドとトルネードとテンペストの5つで基本埋まる。それで大体勝てる。ランセア処理用にストームだけ。

 マジェスティPはなんか3枚あったので3枚入れた。複数あったほうが竜剣士関連使えて便利。ダイナマイトPを入れてもよかったかもしれないが、ずっとなしでやっていたためない。入れていると、ラクーン+1の初動で、テーマフィールドサーチからウィンドをサーチしてオルトへの誘発ケアができるらしい。融合のダイナスターPは、余裕があったらEXゾーンに出してリリーストリガーを発動していた。盤面は相手フィールド含め13枚でギチギチ。XのマジェスターPは持っていないし、別にいらない。

 羽大嵐で終わるので、真摯に神宣を入れて番長することにしたが、多分過剰。後攻は、マジェに盤面処理能力はほとんどないので、気持ちの拮抗と泡影だより。後はVV。魔力隔壁というカードの話も見かけたが、誘発ケアとして使わなかったら手札コストとして使えるイーグルブースターの方を優先した。どうせ大型を処す手段がユニコーンか魔法罠しかないため、展開しても返し切れない。

 EXは正直ほぼ適当。テーマ以外は壺のコスト。強金採用までは勇気も資産もなかった。トーテムバードだけはぎり使った。ベイゴマFA関連は枠の都合でなし。Pモンスターが厚い方がいい。

 今回使ってた中で、多分これが一番強いです。

バージェストマ

 検定20のチェーン4の達成を狙いながらで使用。ロルバ拮抗、ロルバエレメンタルバーストとかで相手を滅ぼす。

 カエルギミックは好きなので入っている。アネモネで鬼ガエルを蘇生すると楽しい。エリアから持ってこられ、キル展開にも役立つ。ラドリーは真面目な初動。ガメシエルは要審議。名推理で出たら面白いかと思ったけど、出ても何も起きない。打点にならなくはない。泡影が入っていないが、そんなパワーの低いカード1枚で勝てるデッキではない。だから、ガメシエル採用は少しぶれている。

 蟲惑の誘いはギリギリ2枚だけ持ってたし残していた。蟲惑魔も好きなので砕けない。トラトリをもう一度使うためのデッキ回復として墓地効果が使えるのが便利。各種壺は貴重なリソースが除外される方が嫌だなと思って勇気がでなかった。レインコイリアで一部回収できるけど、ロルバを戻すのに使いたいし、トラトリのプランが崩れそうで好かぬ。逆にロルバ登場前の薄いデッキでなら使ってた。ドロソでいうと、裁きの天秤というカードが、使いどころが難しくてどうすればよいかわからない。変えてもよさげ。

 ロルバ含む墓地リソースで戦うデッキのため、羽拮抗でもなんとかなることもあった。罠→墓地→モンスターの流れなので、サンボルブラホの方が正直やばい。オパビニアやカンブロラスターからマーレラとレインコイリアを連打してロルバを擦り倒すのが理想。墓地が肥やせないと終わり。

 キル手段としてダイガスタフェニクス+キャットシャークで3000の2回攻撃をするのが、気に入っている。更地盤面にそれ+アネモネ2000とかでリーサル。アネモネ効果を使うとフェニクスが出せなくなるので先に出さないといけない(1敗)。

 和睦、咆哮、仁王立ち、ダルマで遅延し続けたり、ロルバトラトリでバジェを展開したり、自ターン和睦からのモスキートのバーンでライフをとったりと、陰湿でうまぶったプレイができて使う分には面白かった。絶対に相手をしたくない。